相続税には延納がある!?延納とは?

親や兄弟が亡くなりその財産を相続してしまったことで、相続税を支払わなければならなくなるときがあります。
相続税は基本的に一括で支払わなければならないと定められているのですが、急にそんなに多額のお金を用意しろと言われても困ってしまうこともあります。
相続税のお金が用意できない、生活をしていくのがやっとだという場合は相続税を延納してもらうのがおすすめですよ。

・相続税の延納とは?
相続税の延納とは本来一括で支払わなければならないものを、分割で支払っていける制度です。
これを利用することで生活が苦しくても、分割して支払っていけることで無理のない支払ができるようになります。
延納で分割して支払えるのは相続税だけでなく、贈与税についても同様です。
このため、親や兄弟が亡くなる前に贈与してもらったお金に、多額の贈与税が発生してしまったとしても延納の申請をすれば分割で支払うことも可能になります。
どんなに頑張っても一括では相続税が支払えないという場合は、相続税の延納を申請してみましょう。

・申請者みんなが許可されるわけではない!?
相続税が支払えないからと言って、延納の申請をしても申請者みんなが延納を許可してもらえるわけではありません。
中には、すんなりと延納を許可してもらえる人もいれば、許可されないというケースもあります。
延納は延納申請が提出されてから税務署が調査を開始し、延納申請期限から3ヶ月以内に許可・却下が決まります。
このため申請をしても調査の結果、許可されないケースもあるので注意が必要です。
相続の延納を許可してもらえればいいのですが、却下されてしまった場合は一括で相続税を支払わなければならなくなってしまいます。

このように相続税の延納は分割で支払いができる制度ですが、申請者みんなに許可が下りるというわけでもないようです。
申請を許可してもらうためにはさまざまな条件が必要で、この条件をクリアしている人のみが相続税の延納が出来る仕組みになっています。